AEDが会社にあればもしものときに社員の命を守れる

備えあれば憂いなしAEDを会社に!

AEDで社員の万が一を考える

AED(自動体外式除細動器)は心停止状態の心臓に対し、電気ショックを与えることで、心臓の正常な脈動のリズムを取り戻す事を目的とした医療機器です。心停止は地震や火事などの災害時に起きることが多いですが、普通に生活していてもいつ起きるのかは予見できません。

会社で働いている時でも同じです。今まで心臓病の兆候もなく暮らしていた人でも、突然の心停止状態に陥ることはあり得るのです。そんな時にAEDがあれば、心停止した人が助かる可能性は格段に上がります。心停止の一般的な原因は心室細動と心室頻拍です。

心室細動は心臓の筋肉が細かい痙攣を起こし、心臓の血液を送るポンプとしての機能がストップしてしまう状態です。心室頻拍は心室の拍動が突然異常に早くなる状態です。異常なペースで拍動すると心臓の機能は止まってしまいます。これらは2つとも、致死性の不整脈です。そして両方とも心臓に電気ショックを与えることで治まります。これを除細動電気ショックと呼びます。

先ほども述べたようにいつ起こるか分からない症状なので、除細動電気ショックを行うAEDを会社などに常備しておけば会社員の命を救える可能性が高まります。通報から救急車が来るまでの時間は平均で約8分だと言われています。心停止状態になると、1分ごとに蘇生の可能性は失われてゆきます。一刻も早く除細動電気ショックを行う必要があるのです。

この医療機器を会社に常備しておくのが望ましいのはこの理由からです。この医療機器は取っ手のついたケースに収められており、軽量なのでとっさの時でもすぐに持ち運ぶことができます。医療関係者ではない素人でも使うことが出来ます。起動すると、音声による指示が出るので、指示に従って電気ショックを行います。

あらかじめ講習を受けておけば、実際に使用するときに慌てずにすみます。消防士による使い方の講習なども行われています。通常時はAEDと大きく書かれた専用の収納場所に収納しておきます。会社の受付など、誰でもすぐに分かる場所に設置しておくのが望ましいです。

また、あらかじめどこに設置されているか確認しておけば、いざという時に慌てずにすみます。また、設置した場合は管理者を決めておく必要があります。不足の故障の際など、機器のメーカーと連絡をとる必要があるからです。AEDを設置し、あらかじめ社員の方々に使い方の講習を行っておけば、社員の命を救う事につながります。 貴重な人材の命を守るためにもAEDを導入するだけではなく、上述したように使い方まで盛り込んだ講習は今後企業にとって重要なテーマになるのではないかと思います。そうしたところまで気配りをしている企業こそ優良企業といえるのではないでしょうか。いずれにしてもAEDはあらゆるところに設置し、あらゆる人が使い方を理解できれば、命を落としてしまう人が減ることでしょう。